2019年12月5日木曜日

第二十九回文学フリマ東京閉幕にあたり

第二十九回文学フリマ東京から1週間以上が経ちました。
新刊発行に関する作業が一段落し、漸く落ち着ける状態になりました。

イベントは過去最多の来場者数だったようで、確かに会場内は気温が比較的高かったこともあって、暑く感じました。
多くの人が訪れることは良いことですが、一方でじっくりと巡ることが出来ず、当然それは良作との出会いを損なわせることに繫がってしまいます。
悲しいかな、弊会の刊行物についても、魅力を短い時間で伝えることが出来なかったと反省です。

現時点での弊会の刊行物は、多ジャンルな上に、企画ものがあるなど、正直なところ便宜上使用しているカテゴリには収まらないのが事実です。その為に中々に説明しづらい状況で、ウィンドウショッピングのように巡っている方には刊行物の価値を伝え切れていないと痛感しております。
口惜しい限りです。

さて、反省はこれくらいにして、この後は未来に向けての話です。
次のイベントは第三十回文学フリマ東京です。
『銀瑠璃』の第二号から第七号までを頒布予定です。
このイベントで、第二号の頒布を終了する予定ですので、まだ入手していない方は、これが最後の機会だと思って下さい。

その後は、11月の文学フリマ東京に向けて、第八号を発行予定です。
リレー小説の最後です。
どんな作品が掲載されるか楽しみです。

次回のイベント以降、多くの方にお会い出来ることを心待ちにしております。



大瑠璃社代表 銀神月美